新型ベンツCクラス
新型Cクラス自体は約420万から値付けが始まりますが、買う方は概ねオプション含め総額500~600万円くらいかかるのではないか。
C180というグレードがあるため、BMW3、audi A3に対してエントリーはしやすい値段になっている。2社はすでにグレードも広く展開されているから、たとえば335iあたりが欲しい人はCクラスには選択肢が”まだ”ない。
またガソリン車のみでディーゼルもまだない。
ここら辺は大きなデメリットだと思う。
売れ筋になるであろうC200アヴァンギャルドあたりをオプションをつけて購入して、総額600万円なると庶民には結構大きな買い物と言える。
値落ちが激しいこの手の車を選ぶとなると慎重にならざるを得ないと思う。
しかし600万円と言えばクラウンの最高グレードやレクサスGSと言ったワンクラス上の国産車が買えてしまう。どちらを選ぶかは買う人次第だ。
2007年に出た先代型はすぐに乗ってみた。乗り味はいわゆるCクラスだったが、デザインでは押しが控えめで質実剛健な感じではあった。今回のモデルはSクラスをトレースしたような意匠で少し押しが強すぎる気がする。フロントグリルの派手なエンブレムもCクラスにはどうなのかと思ってします。
しかしこれは実際に購入する人の多くがそれを望んでいるからだと思う。
というのはベンツは日本人にとってある種のブランドであり、ブランド品を買うなら自己主張したいからだ。
買わない(買えない)人はCクラスなのにクーペグリルは...というが、負け犬の遠吠えと思っていいだろう。SLとか乗っている人にのみ許される発言だ。
さて新型Cクラスだがお約束のダウンサイジングでC180は1.6Lターボで、C200は2.0Lターボ。ただしCクラスは先代ですでに小排気量+ターボではあった。
なのでBMWの320iのように同じ320iなのに大幅にトルクが増してゆとりが出るということはなさそうだ。
それでも微妙にダウンサイジングして、燃費を稼いでいるので素晴らしいとは思う。
とはいえC200もかなり燃費は改善されている。
スペック的には国産車が直6だった頃の3.0Lクラスを達成しながら燃費は倍近くなわけだから素晴らしい。
最後にお勘定をして終わろうと思う。
C200アヴァンギャルドを買って5年間のり5万キロを走ると想定。
5年落ち5万キロのC200アヴァンギャルドは200万円前後で並んでいる。
下取りは140万~180万程度だと思う。
5年間のコストとしては400万円程度で年間80万円。
ひと月で7万円くらいのコストだ。
もちろん10年乗10万キロのれば売っても二束三文だが、月約5万円のコストで買えることになる。
ただし5年を超えると故障のリスクが付きまとうので、5年後には乗り換えるというスタンスがよさそう。
まぁ私には遠い話だな..
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