M93は高額な上位機種なのでM73に絞る。
ちょうどこの文章を書きはじめたらM53とM83も登場しました。
しかし、M73の方がコスパがいいので割愛。
M73は1Lの大きさにHaswell世代のCPUを搭載した超小型PC。
NUCに近いものがあるが、最大の特徴はCPUがソケットであること。
NUCに近いものがあるが、最大の特徴はCPUがソケットであること。
カスタム性能は高い。
また整備性はそれなりである。
値段としては以下の構成で6万円を切る。
i5-4590T
(4C4T 3.0GHz)
4GB メモリ ()
500GB HDD
WiFi搭載
Win8.1
キーボード・マウスなし
単品で2.2万程度するi5-4590Tを搭載していることを考えると、ガワとMBで2.1万円。
ここではOSが8千円、メモリ・HDD・Wifiを3千円で換算。
これだけ小さなケースでMB込みで2.1万円というのは破格であろうか。+薄いが保証もつくし。
セカンダリHDDというオプションはどうやら外側にHDD箱のようなものをつけるオプションらしい。
基盤上にもSATAと電源は一つしか用意されていないので、USB接続ではないかと思う。
m-sataのスロットもない模様。ここら辺はM93pも共通。
同じようなサイズ感のMac miniとの比較を考えた場合。
Mac miniもi5で小さくて性能は似ている。
多少整備性が低いが、HDDの交換くらいは可能。
CPUは一世代以上は古い。
Serverにすればi7になり、HDDも2台搭載できる。
しかし10万円程度になる。
CPU的にはMacminiはモバイル用の4C8Tのi7でM73はデスクトップ用の4C8T。
ただしストレージを二台使う場合はMacminiの方がすっきりする。
M73を快適化する場合でも10万円は超えるが、Mac miniは14万を超える。
こうなると自作であればいくらでも性能をよくできる。
やはりミニマムなサイズと値段で性能が出せる、M73に軍配が上がる。
クライアントPCという観点では、Celeronで十分だしストレージを128GBのSSDにしておけばよいので5万円程度で快適化できてしまう。
常用には、SSDで500GB+2TBのHDDは必要。+8GBのメモリの増設をしておけば3年は使えそう。
ただしCPUを交換する気が無い場合NUCに大差では勝っていない。
NUCの中でもハイスペックなものを選べば、i7+IRISグラフィック、HDD+msataSSDなどの構成は余裕。
単にログイン端末としてちょこっと使いたいだけなら、M53がかなり安そうだ。