ThinkPad Edge(E)シリーズには以前からAMDのCPUを搭載したモデルが存在します。
Exx5と下一桁が5になっているのが特徴です。
今回発売になったのはE455とE555の2モデルです。
Keveri世代のAPUと外部GPUを搭載している模様。
現在のクーポン割引率は5%と非常に低いですが、決算が終わったので今後大幅な値引きが期待できる望みは薄い気がします。
さて、このハードは地味に注目です。
まずは重量ですが、14インチながら1.81kgを実現しております。
前モデルのE445が2.15kgだっと事を思い出すとそれなりに軽く仕上がっています。
また筐体の厚みが25mm弱であり、これはウルトラブックとまではいかないまでもかなり薄いノートPCと言えます。
(RetinaではないMacBookProと大体同じくらいでしょうか。)
但し光学ドライブを搭載していないので必要な方は少し注意。
キーボードなどは*40世代のトラックパッド型のものです。
以前のものほど優秀とは言いがたいですが、それなりに使えるキーボードではないかと思います。
またディスプレイがフルHDに対応しており、十分な作業スペースを確保することが可能。
CPUは幅広く選択できますが、最高のFX 7500を選択した場合でi5の4200Uより劣る程度。i7-4600Uと比べるとかなり劣ります。
グラフィック性能は外部GPUにAMD Radeon R7 M265を搭載することになります。
ただこれ名前は凄そうですが、実際には単なる過去のモデルのリネームで8750M程度の性能な模様。
HD4400とくらべたら性能はかなり上ですが、外部GPUとしては大したことはなさそう。
GeForce 740M程度な模様だが、内部GPUとの組み合わせ次第。
ちなみにAPUとDGPUの組み合わせは、
A6-7000 ↔ 内蔵のみ … -4320円
A8-7100 ↔ AMD Radeon R5 M240 (2GB) … 基準
A10-7300 ↔ AMD Radeon R7 M260 (2GB) … +5400円
FX-7500 ↔ AMD Radeon R7 M265 (2GB) … +16200円
となっている模様です。松竹梅3モデル構成です。
A6のモデルは外部GPUがない割には値段はあまり安くない印象です。
A8のモデルはカスタムでFXも搭載可能。
A10のモデルはカスタムでFXも搭載可能です。
FXに変更して、フルHDとする場合を考える。
梅モデルをカスタムする場合メモリを4GBのままにできて、72522円。
松モデルをカスタムする場合メモリは8GBが最低で、78300円。
その差は5800円弱。
無視できない。
メモリを自分で弄るつもりなら竹モデルが安い。
CPUをA10にすると62000円とかなり買いやすいお値段になります。
このモデルがもっともコスパが高そうですね。
同じ値段で買えるE440はCPUが4コアi7となるので比較しちゃうとCPU性能は敵いません。
しかしE455は300gほど軽く、5mmほど薄い。
またCPUはTDPが19WとIntelでいうUシリーズに近い。
つまりこの世代のIntel版と比較すれば、軽くて省エネだから2クラスくらいモバイル性能が良いPCということになります。
また液晶もE440はHD+ですが、E455はフルHDを選択できます。
(E555はそれほど軽くも薄くもないので、個人的には微妙です。)
CPU性能を極端に必要としない用途であれば特に問題はなさそうですね。
Officeやネット+軽いゲームにピッタリかと。
この値段で必要十分な性能とモバイル性能を持つPCは無いので買い得だと思います。
AMD派な私がようやく欲しいと思えるAMDノートPCが出たのかもしれません。
【追記】
Intel版もE450世代になり、一気に微妙な存在となりましたね。
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