2014年11月25日火曜日

未使用車は得か?


いわゆる登録未使用車とはディーラーが販売実績を伸ばすために登録し、在庫として抱えたもの。定かではありませんが、数か月寝かせた後に未使用車専門店に流すことで流通しているそうです。

さてこのような未使用車ですが、自分の実家にも情熱的な名前で知られる愛知県春日〇市の某P店のチラシがよく入っています。
中にはピカピカの未使用車な軽四で店頭価格が69.9万円など魅力的に映る車種もあります。
また今月のチラシでは69800円相当のカーナビをプレゼントしてくれるというので、老母の車という目的で見積もりを貰いに行きました。

で、結論を先に言うと、やはり世の中は甘くないようです。
やはり新車を買おうという判断になりましたので、その根拠を書こうと思います。
ただし、ある特定の大手未使用車専門店の話なので全国共通ではないと思います。

1)車検が短い
先述しましたが未使用車は新車ユーザーへの配慮か、登録されてから数か月眠らせるようです。これが本当の理由かどうかは知りませんが、確かに少なくとも3か月以前に登録された車両のみが流通しているようです。
中には1年以上車検が目減りしている個体もあるのでその分の価値を考える必要はあります。また年式が一年古いとそれだけ査定に響きます。
7年とか乗るつもりであれば最終的には二束三文なのですが、車両保険の上限額にも影響はありますので3~4万円/年程度の損があると頭に入れた方がいいです。

ただし1)に関しては未使用車である以上必ず付きまとうのでコスト次第では十分検討する価値があります。

2)諸費用が高いこともある
私が訪れた某P店では諸費用をすべてまとめて19万円というパックで押しつててきます。
P店では、以下の内容に19万円の値札を付けていました。・フロアマット
・バイザー
・洗車
・オイル交換代金
・板金チケット
・自賠責未経過分
・次回車検の検査代金
・法定費用(未経過分の自賠責など??)

かなり高いうえに不透明というダブルパンチでした。

・マットとバイザー
合わせて4万位するものがお付きしますみたいな説明でしたが、マットもバイザーもいらないというとそれぞれ1万円引いてくれました。不透明ですね。
ちなみにフロアマットは純正用品を買うとめちゃくちゃ高いのでアフターマーケットでの購入をおススメします。サービスでつけてくれると言ったらもらっておけばいい程度。カネを払うならアフターマーケットで買いましょう。もちろん汎用品をカッコ悪く使うのではなく車種専用品を安価に買います。純正用品より品質のよいカーペット素材を使ったもので1万円くらいで買えます。

・洗車
納車前の洗車に費用を請求するのはどうなのか?
販売店としての姿勢に疑問を感じました。

・オイル交換代金
最初の車検まで何度でも交換できるらしい。
ただし実質2年間でどれだけ交換するか考えれば1万円程度の金額でしょうか。
あまり価値があるとは思えない。

・板金チケット
詳しくは後述しますが、無価値です。

・次回車検の検査費用
この店で常時13000円とプライスをつけていますのでその価値でしょうか、安いとこなら1万円くらいってことでこれも一万円の価値です。

・自賠責未経過分
自賠責保険料がいらないから未使用車は得と考える方もいるようです。
ただしこれは販売店によるところなのでまぁいいでしょう。
しかし残りの車検期間に比例するはずで、2.5万円程度でしょう。
残りの車検期間は個体によってバラバラなのに値段は一律というのも不透明会計のメリット(消費者にはデメリットでしかなく販売店から見ればメリットしかない)。

なので実質19万円-6.5万円=12.5万円が登録などの諸費用という意味です。
めちゃくちゃ高いですね。
名義変更の相場は、たとえば代書屋さんで頼めば車庫証明込みで3万くらいで済むので、このお店がいかに割高かわかってもらえると思います。
金儲けにパッションを持つことは大切ですが、訪れる客をうまく丸め込もうとはせず堅実な商売をしてほしいです。

3)信頼・作業工賃
P店では(当時)カーナビをプレゼントしていました。ただし本体は無料で工賃は取るそうです。
この点はそれなりにお得ではありました。ただしこの店で購入するにも関わらず工賃は高めです(25000円程度)。
またナビは69800円の物とのことでしたが、価格コムで調べると35000円程度のナビでした。それでも本体+取り付けで25000円なら、お得はお得でした。

また購入時にコーティングを66000円でやってくれるそうですが、軽自動車で66000円は実はめちゃくちゃ高いです。
ダイヤモンドキーパーダブルくらいの値段です。
しかも外の店でいつでもやってくれるような値段です、購入と同時にも関わらず。
(そとの店でも15%オフとかはやっている)
この点から、何らかの事情でこの店に入庫したときの工賃が高いことが安易に予想できました。
この点から上記の板金チケットなどもらっても割高な料金を緩和する程度の役目しかなく何の意味もないことが分かります。

総括
私が一番疑問に思ったのは19万円と金をとっているくせに、オイル交換はサービスしますとか、サービスでマットとバイザーをつけますとか言っていたこと。 おまけでという意味のサービスではないようです。お金を払ってサービスを受けるのは当然でいちいち言わなくてもわかります。

また、結局69.9万円と値札のついた車(ダイハツムーブL)は100万円強になるようです。
ちなみにこの車の場合新車で買ってもディーラーで値引きを頑張らなくても105万円くらいで買えるようです。
また現在ダイハツでは5万円分のオプションがもらえます。これを使ってナビを買えば110万円に収まってくれると思います。
値引き交渉を頑張れば差額はさらに小さくなるでしょう。

ただしこの分を引いても新車で買うより確かに数万円は安いようです。
新車購入時に値引き交渉が嫌だったり、単価が安い個体を狙う場合はそれなりにお得な買い物のようです。
ただし最大でも得できるのは5万円程度の話です。50万円くらいの車なら買う価値がありそうです。
ただし店頭で49.9万円の値札があっても、80万円くらいになるとあらかじめ計算しておきましょう。

2014年10月25日土曜日

レクサスRC発売

レクサスRCが発売されました。
SC以来となる高級クーペです。

グレードはRC350、RC300hです。
上位にRC-Fがいますが、こちらは別物です。

レクサス RC300h Fスポーツクーペということでデザインが最も大事ですが、RCはかなり良いと思っています。
正直GSはコンサバすぎて普通、ISは奇をてらっただけのデザインで失敗作ばっかりと思っていた。
RCはかなり良いデザインだと思う。
どっちかというと計算して狙ったデザインだけど、計算しつくした印象。
ISは計算に頼ったけど中途半端な印象。

競合するのはAudiならA5、BMWなら4シリーズ。
両者と比較すると値段に隔たりがあるのでワンランク上のグレードが選べる。
たとえばA5なら2.0Lの値段でRC300hが買えるわけだ。

動力性能にこだわらない人は、どれでもいいと思う。
2.0LのA5はターボだし十分な動力性能を持っている。420iもしかり。
加えてRC300hは燃費がいいし、スタイルだって内装だって負けていない。
バッヂは負けているけど。

ボディラインも4シリーズほどえぐく(いい意味です)ないけど、かなり綺麗なライン。
これらを見ると基本デザインが古いA5はぼったりして見える(Audiはそういうものだが)。

300hはクラウンハイブリッドからの類推、および300というネームから判断するに動力性能は2.5Lクラスにけが生えた程度か。
つまり加速は大したことない。高速ではかなり楽ができそうではある。
現在2000cc~3000ccの車にお乗りの方は、スムーズに移行できると思われる。

ただし現在IS350など300馬力クラスの車に乗っていると少し物足りないのかも。
というか段違いな感じ。
しかしRC350はおすすめできない。
というのも(8ATに変更されているが)2GRエンジンはすでに10年も前から存在している2世代前のエンジンだから。燃費性能はほとんど上がっていない。
このクラスの外車はモデルチェンジの際にガラッとエンジンなどを変えてくるが、トヨタはなかなか変えてこない。
そういう意味ではRC300hは変えてきたともいえるので、いい。

どうしても動力性能がということであれば選択肢は350に限られる。

しかし、今の300馬力の車では燃費が気になり、アクセルを踏めずにストレスがたまるとお考えの方はRC300hがいいでしょう。

ということでこの自分ならこの二つかたはRC300hのFスポを選びます。
627万円か...
5年後に300万円くらいにならないか。


2014年10月17日金曜日

新型iMacが5Kディスプレイ搭載と新型Macminiの話

まずは話題のiMacについて。
iMacの5Kディスプレイ搭載はすでに噂があったのですが、即日発売はさすがアップルですね。
5Kであること以外は別に驚くことはないのですが、5Kってのはすごいですね。

どういう方に需要があるのかはパネルの詳細が分からないのでよくわかりません。
私のディスプレイは27インチで2560x1440という旧iMacと同じサイズですが、十分です。
しかし4Kに需要がある以上当然5Kにも需要がありますよね。
お値段は258800円。
これで素のモデルなので少しカスタムすれば簡単に30万円超えてしまいます。

2.5K版のiMacとの差額は44000円ほどありますが、
CPUが周波数で0.1GHz分速い、GPUがGeForce GTX 775M→Radeon R9 M290Xと違いがあります。
GPUは用途によるが同等のランクだし、CPUはよほどのことが無い限り体感はできない。
計算用途で5Kを買う人はいないからディスプレイの差額が4万円ほどあると思うとかなり安い気はする。

とはいえ自分が家族用にiMacを買った時は27インチで14.5万円ほどでした。
2.5Kの最安でも20万くらいなのでだいぶ高くなりましたね。

私のように1年に数台PCを買っている人間は30万のPCで更新時は全とっかえのiMacは敷居が高いです。

次はMacminiについて。
待ちわびたMacminiの更新。
いまさらHaswellになりました。
残念ながら狙っていた安いモデルはIrisではなくHD5000。
残念。

IRISを搭載するモデルは7.5万円~です。 う~ん。

高級モデルも2コア化し、新しくはなったけどへぼい。

まぁ他に小型でいいPCは無いので買いではあるんだけども進化としてはしょぼい印象。

まぁ買うなら安いモデルで十分でしょう。

2014年10月4日土曜日

Xperia(TM) Z3 Tablet Compact

Sonyからもとうとう8インチのタブレットが発売しましたね。
8インチで270gと、これまでの7インチ最軽量クラスと同等のサイズで発売です。

厚さが6.4mmと驚異的に薄いです。

ハードウェアとしては1920*1200という高解像度、2.5GHzで駆動するCPU、最新のAndroid OSを搭載しています。
RAMは3GB。
本体容量が最大でも32GBしかないのが鬱陶しい。
16GBってのは2010年ごろのiPadがそうだったからだと思うんだけど、いい加減32GBを標準にしてせめて64GBを選べるようにしてほしい。
32GBのフラッシュメモリーがそんなに高いとは思えないんだし。

軽さが目立ちますが、ノイズ除去機能やハイレゾ音源に対応したあたりはソニーがケチって出し惜しみしていた技術をやっと出してきた印象です。
高いウォークマンには付いているのに、クソ高いXperiaには搭載されていなくて残念でした。
しかしitunesと比べてソニーのソフトは音源管理がしにくいので、ソフトをどうにかしてほしい。

昨年から小さ目タブレットは流行っていますが、僕はWindows8を選択しました。
結果、UIが洗練されておらずちょっとの用途ではスマホ(XpeiraA)で詳しく見たい時はノートPCでと完全に浮いてしまいました。
しかし4.6インチのスマホは少し小さく感じるのでより大きなものが欲しいのは事実です。
そしてUIもAndriodの方がタブレット向きなのでWindows8.1のように手放すことはなさそうだ。

ほんとは6インチ台がベストな気がしているのだが。
とはいえなんとなく欲しい機種であることは間違いない。
そういう意味ではXperia ultraのほうがいいのかも。。。

2014年10月2日木曜日

ひっそりと発売していたThinkPad E455/E555

ThinkPad Edge(E)シリーズには以前からAMDのCPUを搭載したモデルが存在します。
Exx5と下一桁が5になっているのが特徴です。

今回発売になったのはE455とE555の2モデルです。
Keveri世代のAPUと外部GPUを搭載している模様。

現在のクーポン割引率は5%と非常に低いですが、決算が終わったので今後大幅な値引きが期待できる望みは薄い気がします。

さて、このハードは地味に注目です。
まずは重量ですが、14インチながら1.81kgを実現しております。
前モデルのE445が2.15kgだっと事を思い出すとそれなりに軽く仕上がっています。
また筐体の厚みが25mm弱であり、これはウルトラブックとまではいかないまでもかなり薄いノートPCと言えます。
(RetinaではないMacBookProと大体同じくらいでしょうか。)
但し光学ドライブを搭載していないので必要な方は少し注意。
キーボードなどは*40世代のトラックパッド型のものです。
以前のものほど優秀とは言いがたいですが、それなりに使えるキーボードではないかと思います。

またディスプレイがフルHDに対応しており、十分な作業スペースを確保することが可能。
CPUは幅広く選択できますが、最高のFX 7500を選択した場合でi5の4200Uより劣る程度。i7-4600Uと比べるとかなり劣ります。

グラフィック性能は外部GPUにAMD Radeon R7 M265を搭載することになります。


ただこれ名前は凄そうですが、実際には単なる過去のモデルのリネームで8750M程度の性能な模様。
 HD4400とくらべたら性能はかなり上ですが、外部GPUとしては大したことはなさそう。
GeForce 740M程度な模様だが、内部GPUとの組み合わせ次第。

ちなみにAPUとDGPUの組み合わせは、
A6-7000 ↔ 内蔵のみ              … -4320円
A8-7100 ↔ AMD Radeon R5 M240 (2GB)    … 基準
A10-7300 ↔ AMD Radeon R7 M260 (2GB)    … +5400円
FX-7500 ↔ AMD Radeon R7 M265 (2GB)    … +16200円
となっている模様です。松竹梅3モデル構成です。
A6のモデルは外部GPUがない割には値段はあまり安くない印象です。
A8のモデルはカスタムでFXも搭載可能。
A10のモデルはカスタムでFXも搭載可能です。

FXに変更して、フルHDとする場合を考える。
梅モデルをカスタムする場合メモリを4GBのままにできて、72522円。
松モデルをカスタムする場合メモリは8GBが最低で、78300円。
その差は5800円弱。
無視できない。
メモリを自分で弄るつもりなら竹モデルが安い。

CPUをA10にすると62000円とかなり買いやすいお値段になります。
このモデルがもっともコスパが高そうですね。

同じ値段で買えるE440はCPUが4コアi7となるので比較しちゃうとCPU性能は敵いません。
しかしE455は300gほど軽く、5mmほど薄い。
またCPUはTDPが19WとIntelでいうUシリーズに近い。
つまりこの世代のIntel版と比較すれば、軽くて省エネだから2クラスくらいモバイル性能が良いPCということになります。
また液晶もE440はHD+ですが、E455はフルHDを選択できます。
(E555はそれほど軽くも薄くもないので、個人的には微妙です。)

CPU性能を極端に必要としない用途であれば特に問題はなさそうですね。
Officeやネット+軽いゲームにピッタリかと。
この値段で必要十分な性能とモバイル性能を持つPCは無いので買い得だと思います。

AMD派な私がようやく欲しいと思えるAMDノートPCが出たのかもしれません。 

【追記】
Intel版もE450世代になり、一気に微妙な存在となりましたね。

2014年10月1日水曜日

カワサキ Ninja H2R

今月に入ってから興味の中心はこれでした!
カワサキがNinja H2Rを発表しました。


998cc直4エンジンをスーパーチャージャーで加給して300馬力以上を絞り出す。
めちゃくちゃなバイクです。

画像はホームページから。
いかついですね。

Ninja H2R

非常にきれいなトラスフレームです。
片持ちのスイングアームもこころをくすぐる点です。
ちょこっと赤く見えるのがコンプレッサーですね。

全体的にZX-10Rの上位のようなバイクです。
対ZX-10Rに対して100馬力の余力を得ています。
1000ccで300馬力というのは従来の市販バイクの1.5倍の出力です。
自動車では1000cc当たり180馬力というモデルもありますが300馬力は未踏の数字です。
motoGPで240馬力程度なわけで、それを超えてくるのか。
ただしF1は1000cc当たりで400馬力以上出ていますね、NAの時代でも300馬力近くは出ていました。

少なくとも250万はくだらないと思っています。300万でも普通だと思う。
こんなバイクで戦略的な値段を狙うとも思えないのできっと高い(500万クラス??)です。
ただしブレーキやタイヤはZX-10Rと同等に見えますので作ろうと思えば200万円位で量産できなくもなさそう。
ちなみに高いSS(RSV4やF4など)は普通に250〜300万円していますのでこれがそれを下回るのは想像出来上に。

レーサーのみの発表ですが、11月には市販バージョンも発表されるらしいですね。
これはお金をタメてまとうと思いますよ。
ただ死にたくないので買わないのが落ちですね。

2014年9月28日日曜日

ThinckCentre Tinyシリーズ


M93は高額な上位機種なのでM73に絞る。
ちょうどこの文章を書きはじめたらM53とM83も登場しました。
しかし、M73の方がコスパがいいので割愛。
 
M731Lの大きさにHaswell世代のCPUを搭載した超小型PC
NUCに近いものがあるが、最大の特徴はCPUがソケットであること。
カスタム性能は高い。
また整備性はそれなりである。

値段としては以下の構成で6万円を切る。
i5-4590T (4C4T 3.0GHz)
4GB メモリ ()
500GB HDD
WiFi搭載
Win8.1
キーボード・マウスなし
単品で2.2万程度するi5-4590Tを搭載していることを考えると、ガワとMB2.1万円。
ここではOS8千円、メモリ・HDDWifi3千円で換算。
これだけ小さなケースでMB込みで2.1万円というのは破格であろうか。+薄いが保証もつくし。
セカンダリHDDというオプションはどうやら外側にHDD箱のようなものをつけるオプションらしい。
基盤上にもSATAと電源は一つしか用意されていないので、USB接続ではないかと思う。
m-sataのスロットもない模様。ここら辺はM93pも共通。

同じようなサイズ感のMac miniとの比較を考えた場合。
Mac minii5で小さくて性能は似ている。
多少整備性が低いが、HDDの交換くらいは可能。
CPUは一世代以上は古い。
Serverにすればi7になり、HDD2台搭載できる。
しかし10万円程度になる。
CPU的にはMacminiはモバイル用の4C8Tのi7でM73はデスクトップ用の4C8T。
ただしストレージを二台使う場合はMacminiの方がすっきりする。

M73を快適化する場合でも10万円は超えるが、Mac mini14万を超える。
こうなると自作であればいくらでも性能をよくできる。
やはりミニマムなサイズと値段で性能が出せる、M73に軍配が上がる。
クライアントPCという観点では、Celeronで十分だしストレージを128GBSSDにしておけばよいので5万円程度で快適化できてしまう。
常用には、SSD500GB2TBHDDは必要。+8GBのメモリの増設をしておけば3年は使えそう。

ただしCPUを交換する気が無い場合NUCに大差では勝っていない。
NUCの中でもハイスペックなものを選べば、i7+IRISグラフィック、HDD+msataSSDなどの構成は余裕。

単にログイン端末としてちょこっと使いたいだけなら、M53がかなり安そうだ。

2014年9月21日日曜日

Audi S5とRS5 【中古車日記】

Audiの2ドアクーペであるA5が日本で発売したのは2008年のことです。
その高性能バージョンであるS5は同時期に発売、さらに高性能であるRS5は遅れて2010年に発売しました。
このため中古車で検索すると年式の違いもあり、
S5は登録が古いもので350万~見つかりますが、RS5は安くても600万弱します。
現状では、元の値段差通りの水準で推移していると言えそうです。
【2016年9月追記】2年が経過して、RS4は450万円、S5はRS4と同程度だと300万円程度で最安で200万円を切る物件もありますね。


RS5 S5 M3クーペ 335iクーペ
全長 4,650mm 4,635mm 4,620mm 4,610mm
全幅 1,860mm 1,855mm 1,805mm 1,780mm
全高 1,375mm 1,375mm 1,425mm 1,380mm
ホイールベース 2,755mm 2,755mm 2,760mm 2,760mm
車両重量 1,810kg 1,770kg 1,650kg 1,630kg
排気量 4.2L V8 4.2L V8 4.0L V8 3.0L L6Turbo
最高出力 450PS/8,250rpm 354PS/7,000rpm 420PS/8,300rpm 306PS/5,400rpm
最大トルク 43.8kgf·m/6,000rpm 44.9kgf·m/3,500rpm 40.8kgf·m/3,900rpm 40.8kgf·m/1,200~5000rpm
変速機 7速AT 6速AT 7速AT 7AT

スペックの違いを上にまとめてみました。
参考までにキャラクター(と値段)が被る旧M3と旧3シリーズクーペを足しています。

S5とRS5は排気量が同じですが、100馬力も少ない。
0-100km/h加速を調べると、RS5が4.5秒に対して、S5は5.4秒。
S5は普通のバカッ速いセダン車と同クラス。RS5はかなり速いスポーツカークラス。
ただしトルクの出方が違うようでS5でもGT性能は劣らないかむしろよさそう。
当たり前だけど両方燃費は悪いはず。5~6km/L走ればよいところって感じでしょうか。
前期後期があり、RS5はフェイスリフトのみですが、S5はエンジンまで変わっています。
加速もほんのりよくなっているが、V8→V6に格が落ちているのは×。
きっとV8であることに意味があるのでS5後期は微妙だ。

後期仕様の中古車が掲載されているので顔を変えることも可能だと思われます。
(30万円でできるのか100万円以上かかるのかは知りませんけど...)
私はどっちかというと前期顔が好き。

3シリーズと似たような関係になっている。
S5と335iはかなり値段に差がありますが、性能は対して変わらない。
軽快な分335iは楽しそう。
(いずれにせよ鈍重な部類)

この中でどれを選ぶと聞かれたら、MTを選べるM3なのだがS5はなんとなく捨てがたい。
RS5は値段帯が違うが、予算があるならS5よりすべてにおいて上だと思う。
低速トルクももはや気になる領域ではないと思う。
335iは240万円程度から見つかるので、だいぶ買いやすさが違う。
M3は熱いモデルなだけに程度が心配。

RS5の前期は今後1年くらいで2回目の車検を迎えるので値段がこなれてくると思う。
しばし注目かと思う。

M3も現行(クーペはM4になったが)の出来が良いので、しばらくしたら値段が落ちるのではないかと思う。
E92のM3は少し重い...

しかしこの4台はいずれも1650kgを超える鈍重なクラス。

2014年9月15日月曜日

BMW ALPINA D3 BITURBO LIMOUSINE

小型サイズのセダンに977万円が支払える方には非常にいいチョイスかもしれません。
D3とはAPLINAがBMW3シリーズをベースにチューンした車両です。
Mシリーズと比べてGT性能を売りにしている気がします。
乗ったこともないのでよくわからんですが。
 
先代のE90型3シリーズをベースにしたALPINA D3は存在しました。
APLINAにしては安く買えたのですが全く売れてないようでした。
それもそのはずで馬力は200馬力しかなく、動力性能でごく普通の2.5Lセダン程度。
まぁそれでもトルクを使ったゆとりのある走りは魅力的だとは思いましたが。

ところが現行のD3は半端ないです。
330dをベースにしているため、基本的にクラスが違う。
最高速278km/hと0-100km/h加速性能4.6秒という数字はスーパーセダンです。
300万円も高いガソリンエンジンのaudi RS4よりも加速が速いです。
これはなかなかすごい。
もちろんガソリンエンジンのALPINA B3というのもあってこちらはさらにすごいわけです。最高速は305キロです。ただ最高速度がでる回転数がD3の4000に対してB3は6250となります。270キロで巡航することを考えるとD3では3890回転も回していればいいのです。一方のB3は5500回転まで回す必要があります。
これはまさにディーゼルエンジンのもつ巨大なトルクから得られるポジティブな面だと思います。
ガソリンエンジンで270キロ巡航をこんな回転数でこなせそうなのはギヤ比だけで見るとベンツのS600とかになりますね。CVT車では回転数はクリアできそうですが270km/hを出せそうな車が見当たりません。
逆に100km/hを1450回転程度で巡航できる車は意外とたくさんある(CVTが強い)ので、その辺はあまりメリットともいえないのかも。
従って高速GT性能を考えると非常に優秀です。
こういう車を買われる紳士は甲高い音を立てて下品に高速を走る車と、優雅に走る車を分けて所有してもいいかもしれませんのでよいと思います。


しかもディーゼルということで17km/Lと非常に低燃費です。
まぁこういった車を新車で買われる方はあまり燃費など気にしないのですが、私のようなニート予備軍はそういった方々のおさがりを中古で狙うので燃費は大事です。
たとえばB3ほどは人気の無いB5などは、庶民でも車が好きな人なら出せなくはない値段で手に入ります。新車のインプレッサが450万ですからそれくらいでは買えます。
しかしリッター4キロという燃費は買えっても走るなということになってしまいます。
走らない車(フェラーリを除く)に価値は無いわけで、そう思うと買えそうで買えないわけです。その点D3、国産のどのミドルセダンと比較しても引けを取らないエコカーでありインプレッサWRX(もうインプレッサではなくなりましたが)を超える(加速)性能を持っています。

というわけで新車で買える人は買って存分に楽しんで、飽きたころにお古を庶民に与えることをおススメします。

2014年9月13日土曜日

新型デミオのベストバイは?

デミオの発売日が明らかになりました。

・1.3Lガソリンエンジンの場合
13C or 13S
13C+コネクティブパッケージで154万円
13S+LEDコンフォートパッケージで168万円

・1.5Lディーゼルエンジンの場合
XD+ LEDコンフォートパッケージで202万円
XDTuring+iEloopを除くオプションをつけて225万円
デミオは下駄にするには若干高いです。
ボトムの13Cでも割と高く感じます。
XD買うなら最上位一択です。

【注意】
XDの6MTは燃費が30km/Lと非常に良いですが、タンクが35Lと他のグレードと比較してだいぶ減らされています。
おそらく30km/Lという燃費を達成するためにユーザーの利点を無視した結果ではないでしょうか?
JC08の燃費測定は車重によって負荷が決められており、XDのMTの1080kgという車重はその境目になります。つまり1081kgを超えた場合一段階強い不可での評価が必要になります。そのため燃料タンクを削って1080kgの区分に収めているんだと思います。
このように小手先のごまかしで得た30km/Lという燃費なので実用上はATと差はないのではないかと思います。であれば9Lも少ない燃料タンクの影響で航続距離が200kmほど削られることになります。この点は重大なのできちんとチェックしたほうがいいです。
マツダは偉そうなことを言っていたけどカタログスペックを得るためにこのようなくだらない手段に走りました。残念です。

私であれば13CのATを選択します。
MTははっきり言って割高です(13CだとMTは選べませんが)。ATは6段でMTは5段ですしかなり部品コストは安いはずです。なのに13Sで見たときに値段が同じというのは割高ということです(需要と供給の問題もありますが)。
またATの方が明らかにハイギヤードなので高速での燃費の差は大きいと思われます。
AT車の場合で20km/Lと達成した場合は800kmを無給油で航続できる計算になるのでかなり良い数字だと思います。

ディーゼルは明らかに高いです。軽油の経済性を重視しての購入は考えられません。
ワンクラス上の車を買ったと思えば、選択肢にはなりうると思います。
2Lクラス以上のゆとりで巡航はできるし、緩やかな加速感はあるのでその点を重視すればありだと思います。
ただ勘違いしやすいのは105馬力しかないので実際に踏んだ場合の加速は遅いと思います。
また私はどうしてもコンパクトカーじゃなければいやというタイプではないので、220万円の車を選ぶときにたとえばアクセラという選択肢が出てきます。
どうしてもコンパクトカーというときはデミオXDは良い選択だと思います。大は小を兼ねるとはいっても必要なければ単純に無駄ですから。
またセカンドカーというときにもいい選択肢だと思います。

ただしXDのMTは小手先の小技でユーザーの利便性を奪っているのでマイナーチェンジを待ってもいいかも。それか燃料タンクを交換できればいいのですが。それにしても燃費スペシャルグレードは本当に害悪ですね。

2014年9月7日日曜日

マツダ4代目ロードスター

とうとう発表されました。
アクセラなどのフロントフェイスとは一線を画すデザインです。
若干離れ目すぎる感じが見慣れないうちはあれですが、新しいデザインだと思います。
レクサスISの奇をてらうだけのデザインよりは評価できそう。

http://www.mazda.com/jp/stories/history/roadster/roadster_25th/movie_photo/resource/img/wallpaper/wp01_pc02.jpg

この画像は公式で公開されているものです。
3代目と比較で100kg以上の軽量化を目標にしているそうですね。
これは期待できます。
ロードスターは歴代なぜかしょぼいエンジンを積んでいました。それでも非常に評価の高い走りが売りでした。
現行は言っては何ですが、しょぼいエンジンなのにハイオク仕様で燃費も悪く。
ピザった車体はそれほど軽快でもありません。
そして値段が高いという3重苦でなんでこの車を買う人がいるのかと思うと、単にライバルが不在だからだと思いました。つまりオープンカーが欲しければかなり良い選択肢だったわけです。2倍もするエリーゼを買えとは言えないし。この次に買える国産オープンカーは維持費が高いフェアレディZとなりますし。
とはいえ愛好家も多い車なのでよく乗らないと良さが分からないのかと思います。


マツダのスカイアクティブユニットを流用したとなると、重利通りの実用ユニットで間違いはなさそうです。しかし軽い車体で操るとなると十二分に楽しめると思います。
正直言って楽しそうで色気がありいい車だと思います。
ただこの点は現行も魅力的だと思います。

ネットブック再来?ASUS EeeBook X205

ASUSがEeeBook X205を発表。
11.6型(1366×768ドット)で重量980gと軽量。
タブレットでは無くノートパソコン。
OSはWindows 8.1 with Bingで値段は驚くの199ドル。
CPUがAtom Z3735になっており、軽量だが12時間の駆動を確保。
メモリ2GB、ストレージは64GB SSD。
約18mmの厚さなのモバイル性能は高そう。

CPUはタブレットなどで流行りの4コアのAtom。
昨年末に出たタブレットは3740なのでそれより下のナンバリングで性能は1割り程度低い模様。
処理性能としてはCore2時代の超低電力CPU程度で、値段を考えるとわりとバーゲンプライスだと思う。
11.6インチとモバイルでは大きめなので用途を限ればそれなりに使えそう。
mini-HDMI端子を備えているので、デスクで文章を書くときは外部ディスプレイにつなぐというのも便利な使い方に思える。

ストレージはSSDとなっているがタブレット同様それほど高速な通信は期待できない。
しかも容量が限られているので母艦がないと少し辛いか。
ブラウジング、Officeによる文章作成程度であればかなりの仕事をこれ1台でこなせそう。
またmicroSDが使えるのでそちらでストレージを補ってもいいかも。

質感は期待は出来ないが、Atomを使うことで排熱などに気を使わなくてもよく薄くデザインされているのは半導体技術の発展の恩恵だと思う。

現在使っているPCがsandybridge世代のceleron位の人なら軽さやバッテリー持ちを求めての乗り換えもありかと。それ以前のCeleronクラスなら性能向上もありうるので乗り換えは全然あり。ただCore2クラスのノートからは多少性能低下があるので要注意。
私は3740のタブレットを持っているのでそちらの体感ではネット、Office位は問題なく行えるので安心しても良さそう。

しかしネットブックの再来を思わせるほどの低価格ですね。
当時のネットブックからは2~4倍ほど性能が向上しており、ゴミではなさそう。
また現在はクラウドストレージが普及しており、出先ではこのPCで書類を作って帰って母艦で作業などデータを共有することで上手くモバイル性能を活かした作業ができると思う。
 

2014年8月27日水曜日

日産・ノートVSホンダ・フィットVSトヨタパッソ

家族の車としてコンパクトカーの購入が検討され始めました。
足としての使い勝手がよく、小さいことが絶対条件。もちろんATという条件で検討。

(追記)パッソも検討開始
当初は荷物の積載を視野に入れて検討し始めたのでコンパクトカーの中でも大きめなフィットとノートで比較開始しましたが、荷物の積載は割とどうでもよくなったのでパッソも検討し始めました。

コストを重視して買いたいのでハイブリッドなどは無視して実用グレード同士を比較します。ただし最廉価グレードではなく個人的に最も価値のあると思う選択をします。
フィットは1.3G Fパッケージ、ノートは1.2X エマージェンシーパッケージにします。
パッソは1.0X Gパッケージです。

2014年8月26日の時点でノートはキャンペーン中で無料でエマージェンシーパッケージが装着されるので134万円これにアラウンドビューモニターの装着で140万円、フィットは安心パッケージをつけると149万円。少し開きがある。
総額で見るとフィットの162万円に対して、ノートは154万円。
パッソは148万と1.0Lカーだけあって少し安い。

内容では価格の高いフィットが断然有利だが、一長一短もある。
1.3Lと1.2Lという数字の割には動力性能はかなり異なる。
フィットは100馬力で一方のノートは79馬力。
この程度で21馬力の差は実際にかなり体感できる。ノートは3気筒ということもあるので動力ではフィットに勝ち目がない。
また室内の上質さもフィットは良く出来ている。1.3Gということで控えめだがノートと比べるとだいぶイイ。
一方でパッソは1.0Lしかなく、馬力も69馬力にとどまる。
フィットとの比較は厳しいが、ノートとの比較ではノートが1040kgあるのに対してパッソは910kgにとどまるため、いわゆるパワーウェイト比はノート13.9に対してパッソ14.1とまぁまぁ検討している(1名60kg乗車時を仮定)。フィットは1名乗車時でも11なのでかなり上位にいる。
4名(65kg)乗車時はノートが16.5とパッソが17.0となり差はあるが正直ノートでもかなり厳しいレベルなのであまり関係は無いだろう。


一方でノートは150mmほど長い全長で後席の居住性を確保している。
荷物の積載量容量は大差なさそうだがフィットはフロアが低くフルフラットになるのでかなり荷物が乗せやすい。ノートは普通のシートアレンジだが、それなりに荷物は載せれそうである。
パッソの荷室は広いとは言いにくいが、買い物程度で困ることはなさそうだ。
また後部座席を倒すと割とフラットになるので使い勝手はよさそうだ。

ノートはエマージェンシーパッケージの内容が優れており、安全性能は高い。
また上記値段ですでにアラウンドビューモニターが含まれているので、駐車サポートも期待ができる。
また8万円の価格差を利用すればナビを買ったりできるので色々便利にすることも可能。
パッソはそれほど安全に配慮した装備はない。トヨタはこの辺が遅れている気がする。

燃費は大差はないが、フィットのほうがよいし動力にゆとりもある。
1000kg程度で100馬力はそれなりの数字である。
ノートは20万円も出してスーパーチャージャーのグレードを選んでもフィットと同程度の馬力にしかならない。
パッソの1.3Lグレードはエンジンの設計が古く、燃費も悪いのでおすすめはできない。値段も高いし。

個人的には多少高いが万全なフィットを薦めたいが、値引き次第ではノートも悪くはないと思う。荷室に優先度が低ければパッソもありかと思う。
広さが必要で荷物重視ならフィット、人重視ならノートでも悪く無いと思う。

うちは結局結構な値引きがあったパッソを選びました。
老母にはミライースで十分と思っていたけど、1.0Lカーもなかなかいいかもです。

2014年8月26日火曜日

新型WRX Sti/S4発売

GRBは2008年ごろ発売なので実に6年間。
僕は2週間くらいに興味を持っただけですが、待った人は待ったでしょう。
念願のWRXの発売です。

ボディサイズは4595×1795×1475㎜といった数字。
先代のWRXより少し長くなりました。
これは従来のレガシィB4からの乗り換え層を狙っているのではないかと思います。
特に2代目B4ユーザーは少なくとも5年落ち、長いと11年も前の車なわけです。
仮に現レガシィ(BM/BR)はスキップして乗り換えを伸ばしていたとしてもそろそろ我慢の限界だと思います。

ただ個人的には乗り換えユーザーというよりは一部のコアなインプファンを狙った車種だと思います。
というのは2代目B4というか4代目レガシィに乗る層はその時点ですでに20代後半から40代ないし50代のおっさんが大半だったと思います。
その連中は若くとも30歳を超えている計算になります。
その割にはWRXは見た目がイタイです(注:僕は好きですがオタクだと自認してます)。
内装は悪くないけど外装がなんだか派手ですね。
派手なんだけどクーペのように美しくないのでナイスミドルには似合わない。
なので微妙にレガシィの層とはずれている気がする。
と思ったけど、レガシィでもGT乗っているのは大抵はナイスミドルではないので問題ないか。文章にして気が付いた。

さてSti/S4と2種類出ました。
S4はもともとATのAラインというのがあったので全く新しいというよりはモデルチェンジです。ただし2.5L→2.0L DITと結構中身は変わっている。
このエンジンはスペックだけなら一昔前のStiを凌駕しています。

内装(ここから拾い物、別に縁もゆかりもないけど写真パクったのでぜひ読んでください)の写真を見ると結構上質ですね。一方Stiは派手です。
サイドブレーキもなしです。
装備的には300万円を超す車としては当たり前のものはある程度の印象です。


エンジンの特性を引っ張ってくるとかなり低い回転から力が出ていることが分かります。




「FA20」の出力-トルク特性
一方で落込みが早く、5600回転で最高出力となります。
2.5Lターボはほとんど過給もしていないような設定なのか、フラットなトルクをほとんど最後まで維持しています。
最高出力が同じということでたぶん加速感的には大差はないと思われますが、CVTなので効率よく加速するのでしょうか?
でもメカニズムが同じなレヴォーグは0-100km/hが5.8秒となんだか遅いので、S4ももしやという不安はあります。
雑誌などでaudi s3に迫ると書いてあったので0-100km/hで5秒台前半だと信じたい。
5.8秒ではあろうことかレクサスGS350に負けそう、つまりクラウンアスリートよりも遅い。近所のおっさんによーいどんで勝てないのが事実であれば伏せておくのが世のためだ。
てかこれはGS350が速いだけですが...

WRX S4の敵を勝手にaudi S4だと思っていますので走行性能では勝っていてほしい。

まぁS4なんてどうでもよくて興味があるのはStiだけです(ってのは言い過ぎだけど)。
S4を考えているかた、北見さんがカレラなんかに興味がなくターボにしか興味が無いのと同じです、気分を悪くしないでください。
audi S3やBMW 335iなどに対抗できるのはWRX S4と勝手に思っています。

でStiです。
相変わらずずんぐりむっくりで、恰好は悪いです。
GDBの頃よりはずいぶんましになりました。
灯火類なんかはデザインが凝っていて今風です。
なんだかスタイルが悪いのに顔だけは整形できれいな感じです。
う~ん。見た目は何ともならんですね。
AWDなのでオーバーハングも長くてこれもカッコ悪い。
う~ん。
え?貶してませんよ。ほめ言葉です。

中身がStiでBMWの4シリーズみたいなシルエットなら完璧なんですが...
やっぱりクーペボディも作ってほしいっす。

てかStiは見た目が変わっただけで何も変わってないんじゃないかと思ってします。
個人差程度のシフトフィールと電スロのセッティングいじっただけじゃね?
この疑問を打ち消すためにも早く試乗してみたい。

しかし、スバルはEJ20を超えれないのか?
モータースポーツを考えると、DITにMT載せるだけではだめだろうけど。

個人的にはaudi S3とかけち臭いこと言わずにRS4やBMW M3クラスと渡り合える車を出してほしい。現状国産ではIS-Fだけ。

まぁ2Lで4.2L、5L、3Lターボを相手にするのはつらいか...

2014年8月19日火曜日

新型デミオ

新型デミオいい感じですね。
ガソリン車でもインテリアを充実させたグレードが出てくれるといいのですが。

さて、ディーゼルの最大の長所は燃費です。
熱機関としての効率が良いためです。

一方のデミオは現行で25km/Lの低燃費を実現しています。
若干の改良が見込まれるのですが、同世代の同車種のガソリン・ディーゼルの燃費を見てみると20%~25%程度燃費が良く、かつ動力性能は同等以上です。
ただ勿論イニシャルコストは高いです。

デミオのスカイアクティブの燃費25km/Lを0.85かけした値を実燃費とし、
ディーゼルはそれより20%よい燃費と仮定しコストを試算してみます。
・1.3Lガソリン…21.3km/L
・1.5Lディーゼル…26.5km/L
という感じでしょうか。

現在の軽油/レギュラー価格は、145円/167円とします。

1000km走るのにかかる費用は、
ガソリン車で7840円、ディーゼル車で5470円。(僕のレガシィだと9km/Lかつハイオクで19800円...まじか...)
2370円の差額です。
10万キロ走ると23万円の下が出てしまいます。
そうなるとコストメリットは無いとは言えない額ではないでしょうか?
200万は行くとも言われてる(知りませんが)デミオのディーゼルですが、割と悪くない選択な気もします。
ディーゼルエンジンは構造が頑丈なので10万キロは余裕で持つと思いますので売却価格を考えればさらに差がちいさくなる気がします。

また走りに余裕があるということはそれだけ上級な車に乗っているという意味でもあります。2.5L車並みの低速トルクで巡航するのは楽なのでそれを得るために払った価値はコスト計算から除外できるはずです。
そうでなければ世の中には軽自動車とトラックしか存在しないです。


2014年8月11日月曜日

新型WRX Sti

新型WRX Stiの発売が間近です。

レガシィB4のMTからの乗り換えは自然な流れです。
私の愛車もBL5型のレガシィB4なので当然興味はあります。

見た目は確かに顔はレヴォーグっぽいけどバンパーの雰囲気でやっぱりだいぶスポーティですね。
 

レガシィB4と比べると少し短く、少し幅広く、少し背が高いです。
4655×1730×1425mm(レガシィ) に対して4580×1795×1475mm(新型WRX Sti)です。
ボンネットのインテークが露骨な気がする。
 
エンジンは10%以上馬力(280馬力⇒308馬力)が出ていて、20%くらいトルクフル(35kgmに対して43kgm)です。たぶんレガシィのそれは詐称が入っているので、実際には比べ物にならないでしょうか。
ただし車重が1410kg⇒1490kg(2.5Lの欧州版が1500kgなので推測)に増えます。
このエンジンは低圧縮・高加圧でパワーを稼いでいるので、燃費は9.4と現代の車の中では悪い方だと思います。
たとえばBMWの3Lターボは306馬力を出しつつ、JC08モード燃費で13km/Lを実現しています。この辺が古いEJ20と新しいエンジンの差でしょうか。
DITのレボーグとかS4は同等ですね。
かといってベンツのAMG A45ほどハイチューンのエンジンでもない。
EJ20の限界はこの辺なのか...設計の古さを感じる。

http://www.subaru-globalws.com/s015/images/e131844_img.jpg
インテリアは最近の車としては特に目立ったものはない。
適度にモダンになっているだけ。
ドリンクホルダーが前期BLと同じようなのはうれしいかも。
しかしこの配色はダサい。

とはいえ国産スポーツセダンとしては決定版で間違いないでしょうね。
AT派にはCVTのS4もあるので心強い。

ただ私ならATのS4を買うならマークX350(350sなら370万円)を買うと思う。
スカイラインはなんか糞高いのであれだけど。
スカイラインは内容は無いのに460万もぼっている。あり得ない。